2022年発表会無事開催できました

先日の11月3日、今年度の発表会、無事、終了致しました。

本当に「無事」という言葉が必要で、前日まで無事にできるかが心配で、ギリギリまで準備していました。

当日、私が、「あー、パニック、パニック…」と言いながらバタバタしていたら、

手伝いに来ていたOBの大学生が、「通常通りです。」と言ってた(笑)

その言葉を聞いて、ハッと我に返り、「じゃあ、大丈夫か。」と思いました(笑)

そう、私一人慌ただしくしているのは、毎年のこと。落ち着いてできた時がありません。


私がそんな中、こうして、無事に終えることができたのも、生徒たちがちゃんと動いてくれているからです。

そう思うと、これまで、当日の会場設営、受付、司会、演奏中のステージ設定、照明などなど、すべて生徒に分担させて手伝ってもらってきたことが、ちゃんと蓄積されてきたんだなと改めて思いました。

おかげで当日は、私は、最小限の指示で、すべて滞りなく、会を進めることができました。

もっと、子どもたちを信頼していいんだな。

そして、もちろん、一人一人の演奏も立派でした。

初めて発表会に出た生徒4人含め、どの子も2日前のリハーサルでうまくいかなかった所が、ちゃんと改善されていました。


今年のゲストは、OBの齋藤傑(けん)くんと、私の教室の生徒ではないけど小学校2年生の時から友情出演してくれていた塘英純(つつみ えいじゅん)くん。英純くんは、小2から、自作の曲を演奏してくれていました。(私の友達の息子です(笑))

傑君は、今、東京芸術大学声楽科の3年生。

英純君は、東京藝術大学作曲科の3年生。

いつもの間にか、大学3年生になってました(笑)

そして、久しぶりに聴いた演奏は、それは素晴らしく、あのちょっと頼りなかった高校生が、堂々とした「演奏家」になっていました。とても誇らしい!!

こうして育ってくれた卒業生がいることは、本当にうれしい。

(この教室の発表会をきっかけに知り合った二人は、大学でも、傑君の歌の伴奏を英純君がしているらしい。)

さらに、さらに。

今年も、去年に引き続き、生徒さんの作曲作品もありました。

私の母ほどの歳の生徒さんなのですが、今年も歌詞とメロディーを作曲して、小さな曲3曲作ってくれました。去年の曲と合わせて、春夏秋冬の曲が揃い、合わせて6曲。ちょうど声楽を勉強している生徒が3人いますので、一人2曲づつ歌ってもらいました。メロディーだけだったので、ゲストの英純くんに、ピアノ伴奏を作ってもらいました。

これが、また素敵だった。


初めてやってみた、生徒全員によるリレー連弾もうまくいった!

これがすごく楽しかったです。オッフェンバックの「天国と地獄」を演奏したのですが、

リハーサルの時は、テンポがどんどん速くなっちゃって、「天国と地獄」が「地獄と地獄」になりかけてたけど。(笑)


こうして振り返ると、改めて、贅沢な発表会でした。

そして、この発表会をきっかけに、ちょっとやる気をなくしていた生徒が、またポジティブになった話をきいて、大変だったけど、やっぱりやってよかったなぁと。


ピアノは、普段は本当に孤独な練習なので、こうして人と関わって、いろいろな刺激をもらうことの意味は大きいですね。

私も、たくさんの元気をもらいました。

(私の講師演奏だけが、へたくそすぎて毎年のことながら凹みました。生徒に示しがつかない…涙)


11月3日。行楽日和で、暖かな日だった上に、たくさんのイベントが目白押しの日でしたが、

教室卒業生が4人も手伝いに来てくれました。

いろいろな人に支えられて、無事終えることができました。

ありがとうございました!!

福島県郡山市のピアノ教室「KEIKO音楽教室」

福島県郡山市にあるピアノ教室です。 子どもたち、生徒のみなさんを応援する場所にしたいと思っています。 子どもから大人まで、一人ひとりの個性や目的、ペースに合わせた個人レッスンのほか、連弾レッスン、合奏レッスンを行っています。コミュニケーション力、一つの自己表現としての自信、夢を実現させる力。音楽教室ですが、いろんなことをみんながサポートし合い、学んでいける場を目指しています。