2022年発表会無事開催できました
本当に「無事」という言葉が必要で、前日まで無事にできるかが心配で、ギリギリまで準備していました。
当日、私が、「あー、パニック、パニック…」と言いながらバタバタしていたら、
手伝いに来ていたOBの大学生が、「通常通りです。」と言ってた(笑)
その言葉を聞いて、ハッと我に返り、「じゃあ、大丈夫か。」と思いました(笑)
そう、私一人慌ただしくしているのは、毎年のこと。落ち着いてできた時がありません。
私がそんな中、こうして、無事に終えることができたのも、生徒たちがちゃんと動いてくれているからです。
そう思うと、これまで、当日の会場設営、受付、司会、演奏中のステージ設定、照明などなど、すべて生徒に分担させて手伝ってもらってきたことが、ちゃんと蓄積されてきたんだなと改めて思いました。
おかげで当日は、私は、最小限の指示で、すべて滞りなく、会を進めることができました。
もっと、子どもたちを信頼していいんだな。
そして、もちろん、一人一人の演奏も立派でした。
初めて発表会に出た生徒4人含め、どの子も2日前のリハーサルでうまくいかなかった所が、ちゃんと改善されていました。
今年のゲストは、OBの齋藤傑(けん)くんと、私の教室の生徒ではないけど小学校2年生の時から友情出演してくれていた塘英純(つつみ えいじゅん)くん。英純くんは、小2から、自作の曲を演奏してくれていました。(私の友達の息子です(笑))
傑君は、今、東京芸術大学声楽科の3年生。
英純君は、東京藝術大学作曲科の3年生。
いつもの間にか、大学3年生になってました(笑)
そして、久しぶりに聴いた演奏は、それは素晴らしく、あのちょっと頼りなかった高校生が、堂々とした「演奏家」になっていました。とても誇らしい!!
こうして育ってくれた卒業生がいることは、本当にうれしい。
(この教室の発表会をきっかけに知り合った二人は、大学でも、傑君の歌の伴奏を英純君がしているらしい。)
さらに、さらに。
今年も、去年に引き続き、生徒さんの作曲作品もありました。
私の母ほどの歳の生徒さんなのですが、今年も歌詞とメロディーを作曲して、小さな曲3曲作ってくれました。去年の曲と合わせて、春夏秋冬の曲が揃い、合わせて6曲。ちょうど声楽を勉強している生徒が3人いますので、一人2曲づつ歌ってもらいました。メロディーだけだったので、ゲストの英純くんに、ピアノ伴奏を作ってもらいました。
これが、また素敵だった。
初めてやってみた、生徒全員によるリレー連弾もうまくいった!
これがすごく楽しかったです。オッフェンバックの「天国と地獄」を演奏したのですが、
リハーサルの時は、テンポがどんどん速くなっちゃって、「天国と地獄」が「地獄と地獄」になりかけてたけど。(笑)
こうして振り返ると、改めて、贅沢な発表会でした。
そして、この発表会をきっかけに、ちょっとやる気をなくしていた生徒が、またポジティブになった話をきいて、大変だったけど、やっぱりやってよかったなぁと。
ピアノは、普段は本当に孤独な練習なので、こうして人と関わって、いろいろな刺激をもらうことの意味は大きいですね。
私も、たくさんの元気をもらいました。
(私の講師演奏だけが、へたくそすぎて毎年のことながら凹みました。生徒に示しがつかない…涙)
11月3日。行楽日和で、暖かな日だった上に、たくさんのイベントが目白押しの日でしたが、
教室卒業生が4人も手伝いに来てくれました。
いろいろな人に支えられて、無事終えることができました。
ありがとうございました!!
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